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第三回生地の選び方2



  前回は、なぜこれらの生地なのでしょう?で終わりました。(実は私が書き疲れたと言う噂もありますが...それはさておき)

 今回は引き続き、生地の選び方を続けます。先ず、なぜキルティングツイルオックスブロードなのか、理由を説明します。

 それは、お子さんの好きな、或いはお母さんの好きなキャラクターの生地が、実はキルティングオックスブロードだからなのです。え!それが理由なの?とお思いの方もいらっしゃる事でしょう。
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  では、またまた、なぜなのかを説明します。
それは、キャラクターの生地が、何の目的で作られているかを考えてみれば、実に簡単です。

 キャラクターの生地は、そもそも初めから、入園入学グッズを作るお母さんをターゲットに、売られているのです。ですから、それに使われている生地が、グッズ向きなのは当然のことなのです。「なるほど」と思っていただけたでしょうか。

 つまり、ツイルやオックス、ブロードが丁度良い厚さだということなのです。決してそれ以外の生地が、いけない訳ではありません。ですから、生地屋さんに行ったら先ず、その生地を確認して厚さや張り具合を確かめてください。それぞれに近い厚さや張りの生地ならば、どの様な名前の生地でもかまいません。

 また、幼稚園によってはキャラクターの生地を禁止している所や、柄が他のお子さんとバッティング(重複)しがちなので、使わないようにお願いしているところもあります。人気のキャラクターはみんな欲しがりますよね。ですから、もしキャラクター以外の生地を使う場合には、生地の名前で探すか、上記のように、厚さ張りを確かめて選ぶ方法をお勧めします。

 分からないと、店員さんに選んで貰おうとする方がいらっしゃいますが、今後の為にも、ご自分で探すことをお勧めします。他人に選んでもらうと、結局後悔することが多いですよね。また、ついつい他人には責任を擦り付けやすいですし...
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 では、前回の表を思い出してください。(ページ下の矢印でも戻れます。)これからが今回のポイントです。

 体操着入れの生地がツイル・オックス・キルティングとなっています。ほとんどオックスが多いのですが、厚みのあるキルティングで作る場合もあります。他のバッグの中に入れるような場合には、より薄手のオックスやツイルの方が適していると思います。

 お弁当袋はより薄いブロードがお勧めです。かさばらず通園バッグに入りやすいからです。また、コップ入れもブロードで大丈夫でしょう。コップも割れない物を用意するはずですから、薄くても問題はありません。生地が厚いと置く時に不安定になります。特に、歯ブラシを一緒に入れるところは、ブロードの方が良いかもしれません。

 スモックは難しいところがあります。入園時期は未だ涼しいので、ツイルやオックスで大丈夫なのですが、夏の暑い時期に、袖の締まったスモックは蒸れるものです。スモックは重ね着するので、夏の間に使うものはブロードやシャーティングシーチングが良いかも知れません。ただし、ツイルやオックスの方が耐久性はあります。活発な男のお子さんはオックスで我慢してもらいましょうか...

 シューズ入れレッスンバッグは、ほとんどのところでキルティングを使用しています。しかし、一部でキルティング以外の生地を指定されますので、その場合はオックスか、より厚い帆布(はんぷ・ほぬの)や葛城(かつらぎ)等を使います。ただし、普段小さくしてバッグに入れるために、薄い生地を使う場合がありますので、幼稚園に確認をした方が良いかも知れません。
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 以上、大まかなアイテム別の生地を、紹介してきましたが、最後に大切な注意点があります。それは、デニム藍染など、色の落ちる素材は避けた方がよいと言うことです。キャラクターの生地には色落ちのしやすいものはないと思いますが、それ以外の無地や一部のプリントの生地では、染色方法により色が落ちやすいものがあります。それは、色合いや風合いを大切にする為で、初めから色が落ちて当然の生地もあるのです。

 その様な生地は、雨に濡れたときや洗濯の際に色が出て、中の物や洋服、他の洗濯物に色移りすることがあります。ですから、その様な生地は避けるようにしてください。(下記の色落ちのしやすい生地ってどれ?参照のこと)


 今回も長い行数でしたが、お付き合いいただきまして、ありがとうございます。さて、生地の種類はなんとなく分かっていただけたと思います。でも、それ以外にもポイントは無いのでしょうか?
...と言う訳で、
次回は第四回柄選びの注意点です。




アドバイス
色落ちのしやすい生地ってどれ?
 一般的に生地は染色されますが、その強さを染色堅牢度であらわします。しかし、店頭の生地に染色堅牢度など、表示されていないのが普通です。また、店員に聞いてもはっきりとした事は分からないと思います。メーカーのカタログを取り寄せるか、調べてもらわなければなりません。時間もかかりますし、きっと嫌がられるに違いありません。

 では、大雑把に色落ちのしやすいものを、考えて見ましょう。まず代表選手として挙げられるのがデニムでしょう。云わずと知れたジーンズの生地です。そして、
藍染などの濃色草木染。和布やアジア圏の布が多いのですが、これは色が落ちるのが普通の生地です。(湯通し済みの色落ちしないものもあります。)これらは、触っただけでも手に色が付いたり、白い紙で表面を擦ると色が付くので、確認すれば分かります。(お店の人の前では、嫌がられますから注意。)

 それ以外に、比較的色落ちしやすいのが無地の生地全般での濃色です。特に
が色落ちしやすい色です。ただし、これら濃色は擦っても色落ちしません。色が出るのは雨に濡れたときや洗濯のときです。ですから、店頭で確認することは出来ないでしょう。最初から、色落ちするものと覚悟して買ってください。

 プリントでも同様に、濡れた布を放置しておくと、柄の濃い部分が色落ちして、薄い色の部分に色移りすることがあります。みなさんの中にもそういう経験をされた方もおられるのではないでしょうか。しかし、これらの生地も水に付け込んだままにしたり、雨に濡れたままにしなければ、実用的にはそれほど問題なく使えます。当面、洗濯の際は単独で洗う必要がありますが、何時までもずっと色落ちがするものは殆どありません。

 余談ですが、最近の生地は中国産がとても多いようです。国産の有名メーカーの商品の方が色落ちの心配も少ないのですが、単価が高い為ついつい安い中国産の生地を買ってしまいます。量販店の生地屋さんも価格競争で、より易い中国産を仕入れることが多いようです。安いには訳があるのです。
  



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