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番外編目次
あいうえお順


 麻織物
 麻織物アイロン方法
 麻織物洗濯方法
 麻織物地直し方法
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 絹織物
 絹織物アイロン方法
 絹織物洗濯方法
 絹織物地直し方法
 毛織物
 毛織物アイロン方法
 毛織物洗濯方法
 毛織物地直し方法

 綿織物
 
綿織物アイロン方法
 綿織物洗濯方法
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 マテリアルハート教えて辞典
番外編


 こちらでは、各繊維素材の取り扱方法や注意事項などをまとめていきます。地直しのしかた、アイロン洗濯の注意点などが中心となります。素材ごとに解説した後、特殊な織物などにも触れていきたいと思います。(左の目次は探しやすいように、あいうえお順です。


地直しの必要性について

 地直しの必要性については、色々な意見が有るようです。洋裁で地直しをしたことも無いという人もいれば、パッチワークの小さなピースでも地直しはしますという人もいます。今までも大丈夫だったからこれからも大丈夫という人もいます。要するに、気にする人は気にするし、気にしない人は気にしない...ということですね。

 では、いったい何故地直しをするのでしょうか?用語辞典にも書いてありますが、地直しとは
『型くずれや寸法の狂いを無くす目的で、裁断する前に布目を直したり収縮させたりして、生地を整える行為。』ということです。つまり、買ってきた生地をそのまま使うと、型くずれや寸法の狂いが生じるということですね。参考HP:オーダースーツのヨシムラさん

 既製品は地直しをしていないじゃない!という意見も有ります。既製品の場合、たしかに生地の段階では地直しをしませんが、仕上げの段階でスチームで仕上げをし、収縮させています。パターンを引く段階で既に収縮率を確認し、それを含んでパターンを作成しています。また、織物工場でロールにした原反をそのまま使う為、一般の小売店で布を買うみなさんとは、条件が違うことを知っていなくてはいけません。(ページ最後のアドバイスも参照ください。)


洗濯について

 洗濯について書いてあることは、素材一般を指して書いてあります。全てのものが当てはまらないので注意が必要です。特に既製品については、取り扱いの表示を確認し、その指示に従ってください。
 確かに、ドライクリーニングの表示のあるものでも、水洗いできるものが沢山あります。しかし、生地を良く知らない素人が判断するのは危険です。また、ジャケットなどの重装衣料は、心地や裏地、パット類など色々な素材を使用しているため、水洗いで影響を受けるものが多いです。指示以外の方法で洗濯をしたい場合は、信頼できるクリーニング店に相談することをお薦めします。
 生地の時点での取り扱いの方法と、出来上がった作品の取り扱いの方法が、同じではないことに注意が必要です。

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綿織物


地直し

○基本は、屏風(びょうぶ)だたみをして30分程水に浸け軽く脱水、陰干しのあと生渇きの状態で、裏側からアイロンを掛ける。ここのとき地の目が曲がらぬ様に揃えることに注意する。
○最近は洗濯時の縮みを1%以内に抑えた防縮加工がされているものも多く、水に浸ける必要がない。この場合は霧を吹いた後、裏側からアイロンで地の目を直すだけで良い。
注意事項:柄物や濃色のものについては、色落ちの心配があるため、布端を使い水に浸けて試す。
コメント) 私の経験上ほとんどの場合は、霧を吹き少しおいてからアイロンがけで大丈夫でした。大きいものは物干し台に干して霧吹きをしました。むらに霧を吹かないように注意しましょう。霧を吹いたとたん見る見るうちに縮むのが分かるものもありますよ。
洗濯方法
○ドライクリーニング可。
○水洗い可。石鹸・弱アルカリ性合成洗剤を使用し、水もしくはぬるま湯での洗濯が可能。もみ洗い、ブラシ洗い、洗濯機可能。
○洗濯機での脱水は可能だが、薄いものはネットに入れる。
○乾燥機での完全乾燥は強い収縮の恐れがあるので避ける。
○白もの以外は直射日光を避け陰干しすること。
注意事項:綿織物の水洗いは基本的に可能だが、防縮加工のものか、地直し済みのものに限る。それ以外は水洗いによって縮むことがある。また、縫製済みの製品に関しては、それぞれの取り扱い表示による。また、生成り、オーガニックコットンなどは、色が変わるため蛍光剤入りの洗剤は避ける

コメント) 綿素材は洗濯出来ますが、それは素材としてのことです。、パンツやシャツは問題ないでしょうが、ジャケットやデザインのあるスカートなど、型崩れの恐れがありますから、クリーニング店に出した方が良いでしょう。既製品もクレームを恐れて、ドライ表示が多いです。自宅で洗うのも可能でしょうが、自己責任で。

アイロン方法
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麻織物


地直し

○植物繊維のため綿と同じ。(綿織物地直し参照)
○麻は濡れた状態で擦ると毛羽立つので、やさしく扱うこと。
コメント)麻もやはり綿同様、裏側から霧を吹き少しおいてからアイロンがけで大丈夫だと思います。水に浸けても扱いが良くないと、すぐに光沢もなくなります。出来ることなら、アイロンは布が完全に乾いてから。そして、あて布を用いた方が安心のようです。
洗濯方法
○ドライクリーニング可。
○水洗い可。石鹸・弱アルカリ性合成洗剤を使用し、水もしくはぬるま湯での洗濯が可能。もみ洗い、ブラシ洗い、洗濯機可能。
○乾燥機での乾燥は毛羽立ちや強い収縮の恐れがあるので避ける。
○白もの以外は直射日光を避け陰干しすること。
注意事項:地直しと同様濡れた状態で擦ると毛羽立つので、あくまで布巾や寝具類のみ水洗いのこと。縫製済みの製品に関しては、それぞれの取り扱い表示による。衣料品に関しては、ほぼ100%ドライクリーニングを推奨する生成りのものは色が変わるため蛍光剤入りの洗剤の使用を避ける。
コメント)麻もやはり綿同様です。ドライクリーニングでは落ちない汗の塩分などは、上手なクリーニング店で水洗いしてもらってます。もちろん年月がたつとどうしても、着ているだけで毛羽立ちますけど。

アイロン方法
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絹織物


地直し

○シワを取る程度に空アイロンを掛ける。温度に注意。
○水をつけるとその部分がしみになるので注意。スチームも避ける。
○地の目が特に曲がっている場合はアイロン前にバイアス方向に引っ張り元に戻しておく。
コメント)...あまり経験が多くないので、コメントはありません...しょぼん...
洗濯方法
○ドライクリーニング推奨。
○水洗いの場合、中性洗剤を使用し30℃〜40℃のぬるま湯で押し洗い。もしくはつかみ洗い。
○脱水はタオルに挟んで水分をとる。もしくは、軽く絞る程度で。洗濯機での脱水は、ネットに入れごく弱く短時間で。
○黄ばみの原因となるので、必ず陰干しのこと。
注意事項水洗いは取り扱い表示によること。生地によっては上記地直しのように、シミになる可能性大。アルカリに弱いので、弱アルカリ合成洗剤は使わないこと。
コメント)最近はいい洗剤もあり洗いやすくなりました。しかし、ひとつ間違えると取り返しのつかなくなるのも事実です。洋服に関しては、ドライクリーニングをお薦めします。パジャマや下着などは汗を良くかくものですから、手洗いでも良いと思います。やはりアイテムによるでしょうか。おしゃれ着でなければ、若干の色ムラを気にするより、さっぱりと着たいですよね。

アイロン方法
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毛織物


地直し

○細かい霧の出る霧吹きで、裏面からムラ無く霧を吹く。全体に湿気が行き渡るようにビニール袋に入れ、1時間ほど置く。その後裏側からアイロンを掛ける。
○冬場などは暖かいところに置くか、風呂場などで少し長めに置く。また、水気が残るとムラになりやすいのでアイロンは十分に。
○高級な毛織物や打ち込みの甘いものは、自宅での地直しは避けること。カシミヤなどは地直し屋に必ず出すこと。
コメント)地直しをしないと雨の後、濡れた部分がシミになります。毛織物に関しては、高級品は必ず地直しをしなければなりません。また、カシミヤコート地などの地紋は地直しで無くなるのもです。地直しせずに作ったものは地模様がありますが、クリーニングでやはり無くなります。地直しは信頼できるクリーニング店か専門の業者に頼みましょう。専門の業者は生地全体に均一にスチームを当てることが出来ますが、一般のスチームでの地直しはムラになるもとです。
洗濯方法
○ドライクリーニング推奨
○水洗いの場合、中性洗剤を使用し30℃〜40℃のぬるま湯で押し洗い。もしくはつかみ洗い。
○脱水はタオルに挟んで水分をとる。もしくは、軽く絞る程度で。洗濯機での脱水は、ネットに入れごく弱く短時間で。
○陰干しのこと。織の甘いものやニットなどは、必ず平干しのこと。
注意事項水洗いは取り扱い表示によること。紳士パンツなど洗濯機洗い可の製品に関しても手洗い推奨。水洗い、すすぎを通して一定の温度を保たないと大きく縮む原因となる。洗う場合も繊維を絡ませることの無いように、静かに押し洗いすること。紡毛や高級な獣毛の入ったものは水洗いしないこと。
コメント)最近は手洗いや洗濯機で洗えるウール製品も売られています。縮まない加工を色々してあるのですが、永遠にそのままという事は無いようです。やはり、徐々に加工が取れるものですので、長く使いたいものは、丁寧に手洗いか、ドライクリーニングをお薦めします。逆に、ドライ表示のものでも、梳毛のパンツなどクリーニング店で、水洗いをお願いできる場合もあります。

アイロン方法
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あどばいす
ライン

生地を買ってきたら...

 生地屋さんで生地を買ってきたら、曲がって切れていたって経験ありませんか?実は結構多いんです。でも、曲がっているにもいろいろあるんですね。
 買ってくる生地の多くのものは、半折(はんせつ)という状態で売っているものでしょう。ですから、切り口を見れば重なっている部分がずれているので、すぐに曲がっていると分かることが多いです。しかし真っ直ぐという定義は、実は2種類あるのです。

 1つ目は、文字通り切り口が縦に対して直角に真っ直ぐに切れている場合。2つ目は、生地の地の目の通り真っ直ぐ切ってある場合です。手芸の場合も洋裁の場合も、実は2つ目の地の目に真っ直ぐの状態で生地を使うものなのですが、上記の「地直しの必要性について」で述べたとおり、気にする人は気にするし...気にしない人は気にしない...という状態なのです。
 ですから、地の目を気にしない人にとって、切り口が直角でないものは、曲がっていることになりますし、気にする人にとっては、切り口が直角でも地の目の通りでなければ、曲がっていることになるのです。

 こうなると、これは嗜好の問題となりますから、切り方を店舗側に要求できるものではないのですが、知識が無い人に限ってお店にクレームをつけるそうです。それはそれで恥ずかしいことなのですが、もっと問題なのが、お店やカットする人ごとにカットの仕方が違っていることです。
 一般的に洋裁用の生地を扱っている生地屋さんは、地の目カットが多いようです。また、手芸店では、直角カットが多いです。自分の使い方によっては、生地が足りなくなることもありますから、カットしてもらう前にカットの方法を確認した方が良いでしょう。

 あ...上記以外で曲がっているのは論外です...
カットした人の腕前の問題ですね...
 


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